委員長

Work Diversity Promotion Committeeワークダイバーシティ推進委員会

  • 働きづらさ
  • 障がい
  • 雇用
  • 就労
  • 相互理解
  • 連携
目 標# OBJECTIVE
障壁を障壁と思う垣根を下げ、ワークダイバーシティのスタートをより良く
やっていること# WHAT WE’RE DOING
働くことは人を豊かにし、まちを活性化します。しかし、豊田市においては生産年齢人口の減少が問題となっており、新たな労働力が求められています。現在、障がいや精神的問題等が障壁となり働きづらさを抱えて満足に働けていない人が全国に1500万人いると言われており、豊田市にも存在します。 その障壁は雇用側と働き手のそれぞれの状態や環境に対する相互理解不足を生み、それによる不採用や離職が豊田市でも問題となっています。その状態や環境を理解し合い、雇用側と働き手の双方が歩み寄って採用及び就労できる環境を整えなくてはなりません。 働き手本人、支援する行政、関係諸団体、雇用側が連携し、働きづらさを抱える働き手の活躍を、豊田市の労働力低下解消の新たな手法の一つとする必要があります。
まずは、ワークダイバーシティプロジェクトの中心を構成する団体による講演を行い、ワークダイバーシティの概要や定義を学んでいただきます。ワークダイバーシティの理論を先んじて自社に導入し、ポジティブに人材として活用している事例を体感し、対内外のメンバーに労働力としての活用方法をシミュレーションします。
次に、企業が福祉事業所及びワークダイバーシティ対象者を迎え入れ、自社の概要、仕事内容及び条件の紹介、実際の作業の体験をするマッチング会を行います。 参加した企業、福祉事業所及び対象者に対しヒアリングを行い、検証のための事例を蓄積させます。そのヒアリングをもとに、ワークダイバーシティプロジェクト推進における課題と改善案を明確にし、検証資料としてまとめます。 最後に、検証事業に参加した、雇用側の企業の代表者、就労側の福祉事業所職員及び利用者の代表者双方が共同で発表資料を作り、検証事業の結果を踏まえた上での課題、改善案、今後の展望を発表します。検証事業で蓄積した事例や検証結果を資料にまとめ、ワークダイバーシティプロジェクト関連諸団体に提出します。 雇用側と働きづらさを抱える働き手双方がそれぞれの状態や環境を理解し合い歩み寄ることで、採用や就労に向けた動きが積極的になります。それを踏まえた上で雇用側と働き手のマッチングの場とその後の就労体験を経ることにより、採用及び就労できる環境を整えるための課題が明確になります。 そこからより良い仕組みにする手法が明確となり、行政や関係諸団体に引き継がれ、働きづらさ解消に向けた採用及び就労の環境作りと生産年齢人口減少を補填する対策の礎が出来上がります。