委員長プロフィール

president’s message2024年度 理事長所信

一般社団法人豊田青年会議所
第65代理事⾧ 鈴木 聖人

未来をより良く
私たちはなぜ、JC での活動を続けているのでしょうか。 自分のスキルを上げたい、会社をより良くしたい、まちをより良くしたい、など、何かを「より良く」したいと考えて活動を しているのではないでしょうか。 青年会議所の使命である「JCI ミッション」には、青年に「リーダーシップの開発と成長の 機会を提供すること」と、青年が「社会をより良く変えることができるようになること」とあります。 私はJCへ入会する前は、「まちの事なんて、時間とお金に余裕がある誰かがやればいい」と、自分が住む地域である にも関わらず、興味を持たずに、そして関わりを持たずに過ごしておりました。 しかし、青年会議所の成長の仕組みと、 そこで関わった皆様に様々な機会を提供していただき、全く興味がなかったまちの課題解決にも取り組むことができ、 仕事も家庭でもまちへの関わりを持ち、「まちをより良くしたい」と思う事ができるようになりました。 これまでの活動の中では、多くの失敗もしましたが、青年会議所の持つ、「JC の機会」と呼ばれる発展と成長の機会を得ることができる仕組みにより今の私があります。 同じように、活動を共にしているメンバーの皆さんも、気が付かないところでも多くの「JC の機会」と呼ばれるものに よって成長し今に至っているのではないでしょうか。 この素晴らしい仕組みによって成長したメンバーが活躍する青年会 議所だからこそ、まちをより良くしていくことができるのだと私は信じております。 私たち青年会議所のメンバーは、活動を通してこのまちをより良い方向へ変えていくことができると信じて邁進して行か なくてはなりません。
地域から必要とされるリーダー育成
何かをより良くするとは、課題解決に取り組むことです。しかし、課題を解決するために必要な力が無ければ何もでき ずに終わってしまいます。 青年会議所では「JC の機会」と呼ばれる、地域や会社などをより良く変えることができるよう になる、成長の機会が常に提供され続ける仕組みがあります。 青年会議所は何を目指し、何をするべき団体なのか、何を学ぶ事ができるのか、青年会議所の事をより深く知ることで、得られる機会を十分に活かし、在籍年数や仕事の規模 にも関係なく常に成長していくことができます。 また、青年会議所の理念をより多くのメンバーが理解し、浸透させるこ とによって、(一社)豊田青年会議所を、組織効率が高い団体とする必要があります。 そして、社業やまちづくりをはじめとする様々な場面においてリーダーシップを発揮することができる、社会から必要とされる次世代のリーダーを生み出し、地域をけん引していかなくてはなりません。
働くことから未来をより良く
私たちの暮らす豊田市は、産業を中心としたまちであり、働くことに関しては全国的にも進んだまちでありますが、同時に働くことに関する問題も数多く存在します。 中でも、国内に600万人いるとされる、病気や障害、精神的な問題な どの健康問題や差別によって「働きづらさ」を抱える人々の問題に対しては、適切な支援があれば就労や自立が可能に もかかわらず、現状では支援が手薄であり、または存在しないこともあります、豊田市においても、問題としては認識さ れていますが具体的な支援策は無く、今後さらにこの問題は加速していくと考えられます。 また、高齢化に伴う労働力 人口の減少による慢性的な人手不足もこのまちの課題としてあります。働きづらさを抱える人々が働くことや、働き続け ることができるまちとなることで、労働力の確保や増加し続ける社会保障費に関する課題解決にもつながるだけでなく、「働きづらさ」を抱える人々の活躍の場と喜びを創出することができます。
人生100年時代の学びを考える
近い将来、「人生100年時代」と呼ばれる、人生80年の時代とは全く価値観の違った社会がこのまちにも確実に訪 れます。 また AI をはじめとしたデジタル化の進展など、社会環境は非常に速いスピードで変化しております。このような 社会の中では、仕事や生活の中での学び直しなどの生涯学習が一層重要になっており、常に学び続けなければ社会から取り残され孤立してしまいます。 また、学ぶことに必要なつながりを考えた時、地域のコミュニティーは、ライフスタイルの変化により人と人とのつながりの希薄化が加速したことによって、元々存在していたまちの課題が深刻化している現状もあります。 年齢や立場を問わず様々な人が学び合うことで、自分らしさや人生の豊かさを獲得することができます。 また、地域においては、分断してしまったつながりの再構築や新しい価値が創り出され、地域の課題解決を進めることができます。この学び合いの可能性を考えることが、より良いまちにつながります。
より良い関係づくりを
(一社)豊田青年会議所には、明るい豊かな社会を目指しこれまで60年以上に渡り歴史を紡いでこられた700人超える先輩諸氏がいらっしゃいます。 私たち現役メンバーの活動をいつも温かく見守っていただき、例会・事業や会員拡 大活動には多大なご協力をいただいております。 先輩諸氏のこれまでの経験は、私たち現役メンバーの大きな学びとなり、先輩諸氏とメンバーとのつながりをより強固にすることで、青年会議所活動をより良いものとしていくことができます。 また、私たちの活動を日ごろから支えていただいております、諸団体の皆様との関係をより良くするために、(一社) 豊田青年会議所が 1 年間行う活動への理解をしていただき、協力関係を築けるよう、交流を深めます。 また、関係諸団 体の皆様に、広く(一社)豊田青年会議所を知っていただき、今後の活動においての協力関係を広げる活動を行うことで、単独では成し得なかったことが可能となります。
まちをより良くする人材を一人でも多く
青年会議所には、メンバーが社会をより良く変えるリーダーとなることができる、成長の仕組みがあり、多くの機会を 得ることができます。 青年会議所が、まちをより良く変えるリーダーをより多く創り出すことができれば、このまちは必ず 良くなります。 全国的なメンバーの減少の流れにも負けずに、私たちはこのまちをより良く変えていける同志であるメンバーを、一人でも多く増やさなくてはなりません。 そのために、メンバー全員が団結し、自信を持って会員拡大活動を行 うことが必要です。 また、多様な立場や仕事を持ったメンバーが、育児や家庭の環境などで活動をあきらめること無く、 誰もが活躍することができる団体となるために、組織の改革とメンバーの意識変革をし、多様な個性が輝く豊田青年会 議所となるべきです。
豊田JCプライドを持って
(一社)豊田青年会議所には、これまで先輩諸氏が築き上げてきた信頼と実績があります。 この素晴らしさは、豊田を 出て各地の青年会議所メンバーと交流する時に感じたことがあるメンバーも多いのではないでしょうか。 同じようなことを、まちの中で青年会議所として活動する中でも感じられることが多くあると思います。 この信頼と実績を守っていくために、メンバー全員が、JC活動の中だけでなく社業やプライベートにおいても(一社)豊田青年会議所の代表として見られていることを常に忘れず、「豊田 JC プライド」を持つ必要があります。 また、この「豊田 J C プライド」を持って県内や日本中で活躍するメンバーを応援し、そこで得られる知識やつながりをメンバーの今後に活かします。
より良い運営を
青年会議所活動において、運動発信は大変重要とされております。しかし、どんなに素晴らしい運動発信ができたとしても、組織運営が上手くいっていなければ事業は成功しませんし、組織として成り立ちません。 このようにJCの組織は、運営と運動の両輪で成り立っております。(一社)豊田青年会議所にはこれまで長い歴史をかけて確立されてきた組織運営があります。 デジタル化への対応や各種フォーマットのアップデートなど、これまで先輩諸氏が行ってきたように、多様な個性を持ったメンバーや社会の変化に対応した運営方法を常に模索していきます。 また、青年会議所活動の中で活かせる、組織運営に関する新しい技術や考え方を積極的に学び、社業やまちづくりにもフィードバックできるよう、常に試行錯誤しながら次の世代の強固な運営につなげます。
最後に
社会貢献みたいなことは自分じゃない誰かがやればいい。まちをより良くしようなんて思っても、何も変わらない。 そんな事は決してありません、いつの時代も自分が未来をより良く変えられると本気で思った人たちだけが、本当に世の中を変えてきました。 「青年会議所は、青年が社会により良い変化をもたらすためにリーダーシップの開発と成長の機会を提供する。」 まちをより良くするのは、他の「誰か」ではなく青年会議所で活躍する私たちだと信じています。